滞在記 7
  
 滞在記

ハワイ ワイキキ 2010/02/01〜03/04


2月24日 ワイキキ 24日目 
ヘイアウ巡り第5弾でセントラル・オアフのワヒアウにあるヒーリングストーンズ(癒し・病気治癒)とバースストーンズ(安産・癒し)、そしてノースショアのワイメアにあるハレ・オ・ロノ・ヘイアウとワイメア湾を望む丘にあるプウ・オ・マフカ・ヘイアウに行く事にした。

今日は、4ヶ所も回らなければならないので9時過ぎにホテルを出た。こんなに早くホテルを出るのははじめてだ。
アラモアナS.C.を10時過ぎ出発するTheBusのRoute52に乗った。1時間10分ほどでワヒアウに着いた。
バスを降りる時、日本人グループの一人にこんな所で降りるのかという顔をされた。
1つ手前のバス停で降りてしまった。でも、バス停の間隔が狭くバスが信号待ちしている間に、追い着いてしまう程の距離である。

ホノルル方面から来るKamehaneha Hwy(カメハメハ・ハイウェイ)を左に曲がってCalifornia Ave(カルフォルニア通り)に入り、通りの右側にヒーリングストーンズがあるとWebサイトには書いてあったが、Kamehaneha Hwyからどれ程離れているのかGooleマップで場所は特定できていない。
直線で広いCalifornia Aveを歩く、10分弱で○△ホール(日本姓のホール)があり地蔵さんの様な石仏が三体見えた。この辺りにも日系の人達が住んでいる様だ。
その横に小学校があった。
   California Ave


直線のCalifornia Aveが右に緩やかにカーブするところに、三角屋根の建物があり、その手前に白い大理石の小さな建物があった。
 写真拡大


これが、ワヒアウ ヒーリングストーンズである。15分弱で着いた。
靴を脱ぎ大理石の床を歩き、ヒーリングストーンズの前に立った。
癒し・病気治癒に効くと皆が触り黒くなった背丈ほどの石と他に2体の石があった。
私も健康でありますようにと日本式に手を合わせ、石に触った。
   ワヒアウ ヒーリングストーンズ


Kamehaneha Hwyに戻り、次のバス12時30分ごろまで時間があったのでJack in the box(ハンバーガ屋)に入った。
ミニ・サーロイン・バーガーとコーラーを注文した。
量の少ないハンバーガーを注文したつもりが、小さなハンバーガーが3個出て来た。
テーブルで食べていると、隣のテーブルで日系の老婦人グループが日本語と英語で話していた。
やはりワヒアウには、日系人が多い様だ。
ハンバーガー1個を残したのでディバッグに入れて後で食べる事にした。

Route52バスに乗り次の目的地であるワヒアウ バースストーンに向かった。徒歩でも行ける距離であるが・・・!
Gooleマップで場所は特定できているので降りるバス停を間違えなければ問題ない。
バス停の名は、Kamehameha Hwy+Whitmore Aveである。
この辺りだろうと思っているとWhitmore Aveの道標が見えたので、下車合図のひもを引いた。

赤土の道が200mほど続いた。


その先に、ワヒアウ バースストーンズがあった。
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草原の中に大きな石が多く置かれていた。


安産・癒しのスポットである。昔、王族の子供は、ここで出産したそうだ。
石は角が丸くなっている。
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日本人ツアー客と一緒になった。
バースストーンズはそれほど広くないところにあり、私も含めて6人ほどになるとパワースポットどころではない。
彼らが帰るまで少し離れた、遠くに山が見え、高原の中、回りは草原or畑、ここだけ草が刈られている。
バースストーンズは樹木や椰子の木に囲まれ、大変雰囲気が良いところであった。

バス停に戻ると子供連れの若い母親がバスを待っていた。
時刻表を出して待ち時間を調べていると母親がバスの時刻を聞いて来た。
5分待てば来るだろうと答えた。
「日本人か?」「はい」「あなたは?」「ニューヨークから来た。スペイン系アメリカ人」と言っていた。
綺麗な母親で、男の子2人は父親にかスペイン系の顔ではなかった。
Route52バスが来た。

次の目的地であるノースショアのワイメアに向かった。
ドール・パイナップル・プランテーションを過ぎ、ノースショアのハレイワの町を通過し、ワイメアの橋を渡ったバス停で下車した。
大勢の客が降りた、ワイメア湾に面したビーチに行く様だ。
私は橋の付根から川沿いに上流に行く道路があり、そこを歩いた。


1km弱でワイメア・バレー・オーデュボン・センターに着いた。
駐車場の奥にハレ・オ・ロノ・ヘイアウが見えた。
   ハレ・オ・ロノ・ヘイアウ


当時の姿が再現され、供え物、生贄を捧げるための塔や小屋が、石垣の上に設けられている。
   ハレ・オ・ロノ・ヘイアウ 写真拡大


ワイメア・バレー・オーデュボン・センター入口でアラモアナS.C.からのTheBusに乗り合わせた日本人グループに会った。彼らは、ドール・パイナップル・プランテーションかハレイワの町に寄った後、ここに来たのだろう。
彼らはワイメア・バレー・オーデュボン・センターに入って行った。
私はワイメア・バレー・オーデュボン・センターが何か? 情報を持っていなかった。
入場料US$24となっている。
見た目はワイメア・バレー公園であるが、入場料からして公共施設ではない。
   ワイメア・バレー・オーデュボン・センター入口付近


ワイメア・バレー・オーデュボン・センターに入らずに海岸沿いのカメハメハ・ハイウェイに戻った。
次の目的地であるプウ・オ・マフカ・ヘイアウは、ワイメアの橋横の絶壁上の丘にある。
しかし、遠回りしなければ行けない。
海岸沿いのカメハメハ・ハイウェイを1kmほど歩くとフードランド・スーパーマーケットがあり、そこから山側の道路を登って行った。
途中、SUV車が停まり乗せてくれた。道路が狭くて危険だと言っていた。
プウ・オ・マフカ・ヘイアウの案内板が見えたので降ろしてもらった。
   プウ・オ・マフカ・ヘイアウ案内板


大した距離を乗せてもらったわけではなかったが登り坂だったのでラッキーであった。
ヘイアウへの道を入るとワンボックスカーが停まっていた、ホームレスの様だ。
更に行くと普通車が停まり、運転席に男が座り、車の中から犬が吠えていた。車内はごみ屋敷の様だ、これもホームレスだ。
ヘイアウへの入り口は、異様な雰囲気である。
この道はヘイアウで行き止まりである。
すでに15時を過ぎているのでヘイアウへの見学者も減るだろう。
2台の車が帰って行ったが、ヘイアウへ向かう車は来なかった。
ここから私の妄想が始まった。
ホームレスが車の出入りをチェックし見学者の車が残っていなければ、1人で歩いてヘイアウへ向かった私に犬を放して待ち伏せする。
私は、その妄想により、棒を探しながらヘイアウに向かった。
ヘイアウ案内板から15分ほどでプウ・オ・マフカ・ヘイアウに着いた。
かなり大きな神殿である。石垣しか残っていない。
生け贄として多くが埋められているそうで、気味が悪い。
私以外誰もいないのでなおさらだ。
   プウ・オ・マフカ・ヘイアウ


   ワイメア湾を望む。 写真拡大


先ほどの妄想と犬の遠声、そしてヘイアウの気味の悪さで長居は出来なかった。
太く長い木の枝が落ちていた、拾ってみると軽い、乾燥しているからだろう。
枝を杖代わりにした、更に石をポケットに入れた。
これで犬対策はOKだろう。
しかし、ホームレスが出て来たら無抵抗で行こう。命が惜しい!!
パトカーが来た? 形は似ているが違った。  
管理会社の車によるパトロールだろう。ヘイアウに向かった。
私の妄想はこのパトカー似の車で覚めた。
相変わらず犬は吠えていたが、何も起こらず、ホームレスの車を通り抜けた。
木の枝もポケットの石も捨てた。
すでに16時前だ、丘を下って行った。

フードランド・スーパーマーケット前バス停からRoute52バスに乗りアラモアナS.C.に向かった。
チャイナタウンで下車し、ワイキキ行きバスに乗換え、ドン・キホーテに寄った。
ビールのつまみを買ってホテルに帰った。

2月25日 ワイキキ 25日目 引越し&クアロア
今日はホテルを移らなければならない。
ワイキキ東端にあるエバ・ホテル・ワイキキからカラカウア通りとクヒオ通りが交わるワイキキ西端のワイキキ・ゲートウエイ・ホテルに移る。
チェックアウトは12時までにしなければならない。
また、ワイキキ・ゲートウエイ・ホテルのチェックインが15時からである。
その間テニスをする事にした。

11時ごろに荷物の整理を始めた。
次のホテルは、コンチネンタル朝食付けなのでハンバーガー用調味料やマグカップは捨てていく事とした。
マグロや豆腐が食べられる様に醤油、わさび&小皿、ナイフは持って行く事にする。
15分でパッキングが終わった。忘れ物が無いかチェックして部屋を出た。

フロントでチェックアウトを頼み、追加料金が無かったのでチェックアウトは直ぐ終わった。
クヒオ通りからTheBusに乗り、次の宿泊先のワイキキ・ゲートウエイ・ホテルに向かった。
ワイキキ・ゲートウエイ・ホテル前はTheBusやトロリーの乗り場になっている。
フロントで「予約している。・・・」と日本語で言って見たが、このホテルは日本語の出来る人をフロントに置いていない様だ。
ハワイに来てあまり英語を話していなっかたので、戸惑ったが、「I have a reservation. ・・・」と出て来た。
チェックインは15時だと言われたので、荷物を預けたいと言って預けた。
ディバッグとテニスラケットを持って出掛けようとしたが、外は真昼間で暑い、テニスは取り止める事にして、フロントに戻りラケットも預けた。

アラモアナS.C.まで歩いてみた、20分であった。
アラモアナS.C.で食事を取り、その後東海岸には、まだ行っていないでTheBusでドライブする事にした。
アラモアナS.C.のCoCo壱番屋に入った。
カレーを食べていると隣に日本のシニア女性が座った。
「美味しいですか?」と聞かれ「美味しいですよ、ただ、量が多過ぎて!」と答えたのがきっかけで話し出した。
旦那は1人でゴルフに行ったらしい。ハワイ島に1週間滞在して、、ワイキキに移って来た。ハワイ島は自然がいっぱいで良いですが、ワイキキは・・・・!
私も20年近く前にワイキキに来た事がありましたが、汚くなりましたね。
テニスの話になった、多分、私が白いポロシャツに白に近い短パン姿であったからだろう。
テニスウエアーは持って来た、ワイキキのテニスコートの使い方(ルール)は知っていると言っていた。
私もテニスラケットはワードセンターのThe Sports Authorityで買った、1万円台でラケットがあるなどと話した。
The Sports Authorityやアラモアナ・ビーチ・パークのテニスコートの場所を地図で教えてあげた。

アラモアナS.C.海側バス停からRoute55バスに乗った。
東海岸はカイルアには行ったが、その他は行っていないのでクアロア牧場まで行こうと思った。
コオラウ山脈を越えるヌウアヌ・パリのトンネルを抜けると絶壁眼下にゴルフ場が見え遠くにカネオヘが見えた。迫力ある景色である。
3回目の眺望であるが、今日もカネオヘ方向は天気が悪い。
ゴルフ場を抜け、カネオヘの街に入った、大きなショッピングモールのある住宅街である。
カネオヘを過ぎ、海岸線に出ると自然が一杯であった。
カネオヘから20分ほどでクアロア牧場に着いた。
   クアロア牧場


クアロア牧場には入らずに、クアロア・パークに行った。
天気が悪く、平日にもかかわれず思ったより多くの人が来ていた。
近くにチャイニイズ・ハット・アイランドが見えた。
   クアロア・パーク 写真拡大


   コオラウ山脈 写真拡大


雨が降りそうなので、クアロア・パークの奥まで行かずに公園前のバス停からバスに乗りアラモアナS.C.に戻った。
ホテルに着いたのは16時過ぎで、すぐにチェックインした。
インターネット用LANケーブルを借りた。クレジットカードのデポジットは必要だが無料である。
荷物を受取り、7階の部屋に行った。
部屋はエバ・ホテル・ワイキキに比べ少し狭いが新しい、ベランダからの眺めも良い。


ベランダからカラカウア通りとクヒオ通りの合流点が見える。


取り合えず、ビールを買いにホテルの1階にあるABCストアーに行った。
ビールを飲みながらパソコンにLANケーブルを接続しインターネットを開いたが接続しない。
これで接続できなければ、どうする事も出来ない。最近のは、PCの設定変更等は必要ない。
ビールを飲んだので寝てしまった。
1時間ほどで目覚め、ビジネスセンターに行った。 無料で利用できるパソコンがあるからだ。
パソコンPCが8台あったが、インターネットに接続できるのは4台ほどしかなく、1台空いていたので使った。
使い方を日本語で書いた貼紙が壁にあった。
30分ほど使って終わった。次から次へと利用者が来るので長居はし辛い。

ドン・キホーテに夕食を買いに行った。
歩いても行けるが、バスに乗った。
マグロ、豆腐、肉じゃが、天ぷらソーメンを買った。締めてUS$14.29(1,320円)。
部屋に冷蔵庫があるので、明日の昼食分も買った。

2月26日 ワイキキ 26日目 テニス
毎日、朝起きて真っ先に窓のカーテンを開ける。
今日は、ベランダにも出た。見晴らしが良い。
海も見える、タンタラスの丘がビルの合間に僅かに見えた。


最上階のカフェにコンチネンタル朝食を食べに行った。
屋外スペースに丸テーブルが5〜6台置かれている狭いカフェであった。
小さく切ったパイナップルを紙コップに取り、トースト2枚をスタッフから受け取りテーブルに、コーヒーを紙コップに入れ、マーガリン&ジャム、ナイフ&フォークを取ってテーブルに座った。
混雑してきた、日本人グループがUS$1札を握って並んでいる。
ツアースタッフにチップUS$1を渡しましょうと説明されたのだろうか? 
Webサイトで「チップUS$1を渡しましょう。」と、したり顔して書いているのを読んだ事を思い出した。
無料のコンチネンタル朝食をまるでUS$1払って買っている様だ。
セルフサービスに何故チップを払うのか???
チップについて注意して見ていると、アメリカ人も台湾人or香港人もチップを渡している様に見えなかった。
紙コップ、紙皿、ナイフ&フォークをゴミ箱に捨てカフェを出た。

朝食後、ビジネスセンターを覗いてみたがPCはすべて使用中であった。
今日は昼からテニスに行こう。それまで部屋でゆっくりした。
昨日からテレビの日本語番組を探しているが見付からない、韓国語や中国語番組はあるのに日本語番組がない。
有料番組に日本語番組を見付けた!! 有料!どういう事だ!
テレビは見ずに、BGM代わりにして、小説を読んだ。

昨日買ったソーメンを11時過ぎに食べ、ホテルを出た。
ホテル前のバス停でバスを待った。
トロリーが停まった、若い日本人グループが乗って行った。
ハワイツアーは、トロリー乗り放題というツアーが多いので、トロリーは日本人客がほとんどを占める。
TheBusが来た、クヒオ通りで多くの乗客を乗せて来るので、ここゲートウェイ・ホテル前バス停ではバスは混雑していた。
TheBusに乗り、アラモアナS.C.で降りずにワードセンターまで行き降りた。
ラケットを購入したThe Sports Authorityに行き、テニスボールを買った。
The Sports Authorityの隣にあるワード・ファーマーズ・マーケットに寄ってみた。
会員制か? 客がガードマンにカードを見せている。
日本食が多く並んでいる。会員でなければ入れないのか? 魚売場だけを覗いて出た。
ワードセンターをぶらついた後、アラモアナ・テニスコートに向かった。
アラモアナ・ビーチ・パークをゆっくり歩き、大きな木の木陰で小説を読んだ。テニスをするにはまだ暑い。
今、「天翔ける倭寇」を読んでいる、この小説を読むのは2度目である。
読み始めてすぐに気付いたが、面白いので読み進み、もうすぐ読み終わる。
1度読んだ文庫本をまた買ってしまう事はよくあるが、それを再度読む事は珍しい。
アラモアナ・テニスコートで壁打ちをした、3人が壁打ちに来たが30分ほどで帰って行った。
テニス相手が見付からず、壁打ちばかりでは楽しくない。壁打ちを止めてビーチ側に行った。
海側テニスコートで日本語が聞えて来た、在住らしき日本人がダブルスをしていた。
テニスコート前の大きな木の木陰で小説の続きを読んだ。
時間と共に木陰が移動しそれに連れて私も移動しながら小説を読み、読み終えた。
近くのバス停からワイキキ行きバスに乗りホテルに帰った。

シャワーを浴び、豆腐をあてにビールを飲んだ。その後寝てしまった。
19時過ぎ目覚め、ラーメンを食べに出た。
「ラーメンなかむら」と「えぞ菊」が近くのカラカウア通りにある。
「ラーメンなかむら」に行ったが、改装中で閉めていた。
また「えぞ菊」か! ワイキキなら変によく行く。味噌ラーメンを食べた。
えぞ菊が東京のチェーン店である事を知らなかった、ハワイの中国系資本のラーメンチェーンと思っていた。

早いが22時に寝た。

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