滞在記 5
  
 滞在記

ハワイ ワイキキ 2010/02/01〜03/04


2月16日 ワイキキ 16日目 ノースショア
いつもの様にマグカップを持って2階のカフェにモーニングコーヒーを取りに行った。
4階から2階に階段を下りる時、足が痛くてそろりそろりと下りる事になった。
昨日ココ・クレーターに登ったので足が筋肉痛になっていたのだ。

今日は、ノースショアに行く事にした。
10時過ぎホテルを出て、クヒオ通りのバス停からアラモアナS.C.に向かった。
昨日、帽子を風に飛ばされて失ったのでウォルマートに寄って買った。
日本に持って帰っても使える様に、ハワイのロゴが無い帽子を選んだ。US$3.14(290円)
帽子の価格は、US$3、US$5、US$9が普通にある。日本の大手スーパーマーケットでは、1,000円からしか置いてないのではないか?

11時20分ごろに、アラモアナS.C.山側バス停からRoute52バスに乗ってノースショアに向かった。
フリーウェイを高速で走り、パールハーバーを通過し北上した。
オアフ島の中心部にある住宅街をまわり、カメハメハ・ハイウェイを走る、広大なパイナップル畑にドール・パイナップル・プランテーションがあり、客が大勢下車した。
パイナップル畑は更に続き、そして海が見えて来た、ノースショアだ。
ハレイワの町に入ってすぐに降りた。ハレイワ・タウンの始まる所である。
海老のプレートランチのトラックとテントが見えたので降りたのだ。
そこは駐車場の様な殺風景な場所でテント内のテーブルに大勢の日本人が座っていた。
ハレイワの海老プレートで有名なジョバンニではなかった。
少し歩くと橋の向こうに、こんもりと茂った小さい森があり、その中にワゴンorトラック3台が少し離れて停まっていた。
その内の1台が海老プレートで有名なジョバンニである。
日本人女性2人にガイドが説明していた。
ガイドさんに待ち時間を聞くと30分と教えてくれた。30分と言っても実際は・・・・!と言っていた。
30分でも待って食べなければならない理由が見付からない。
待っている人を見ると、話し疲れ、待ち疲れて能面の様な顔になっていた。
その先にマクドナルドがあった、13時過ぎ、空腹で我慢できずに入った。
ノースショアまで来てMcとは、貧しい食生活である。大袈裟か?
   海老プレートランチ付近(写真中心部後方樹木)


更に歩くと左に畑が続き、右手は草地が続いた。
その先にショップ、レストランやシェイブ・アイス屋があり、この辺りがハレイワの中心地であった。
ここまで来れば、ましなものが食べられたのだ。
   ハレイワの中心地


   ハレイワの中心地


オールド・レインボー・ブリッジの手前でバスが来たので乗った。サンセット・ビーチまで行こうと思った。
川が流れ込むワイメアを過ぎ、20分ほどで渋滞に遭い、バスを降りた。
道路沿いに歩いていたが、住宅の間にビーチへの道があったのでビーチに出た。
   エフカイ・ビーチ


エフカイ・ビーチ・パークまで来るとサーフィン大会をしていた。
   サーフィン大会


18年前、レンタカーでこのノースショアに来た、多分サンセット・ビーチで泳いだのだろう。
シャワーがないので手前のビーチまで戻った記憶がある。
オアフ島でここノースショアが最も印象に残っている。
ハワイと言えばノースショアと思っていたが、今日、来て見ると道路とビーチの間に住宅が密集して様子が変わっていた。
人も車も多く、自然は海だけであった。がっかりである。

もう15時前でサンセット・ビーチまで行きたかったが、ワイキキに戻ることにした。
エフカイ・ビーチ・パーク前のバス停に行くとバスが来た。
ワイキキへの途中、パールハーバーを見渡せる下り坂があり、昔そこをレンタカーで通り、今回も楽しみにしていたが、残念にもバスはそこを通らなかった。
17時前にアラモアナS.C.に着いた。エフカイ・ビーチ・パークから2時間弱掛かった。
ドン・キホーテに寄り、マグロ、豆腐&缶ビールを買って帰った。

日没時間18時30分ごろである。
今日も水平線に沈む太陽を期待してサンセットを見に行った。
大勢の人々がこの時間帯にビーチに出て来て、沈み行く太陽を見ていた。
残念にも水平線ではなく、雲の中に沈んでいった。
   サンセット


ふとパワースポットを思い付いた。日本でも話題になっているし、ワイキキ・ビーチにも大きな岩があり、それがパワースポットだと何かで読んだ。
インターネットで「ハワイ、パワースポット」と検索して見るとヒーリング・スポット、ヘイアウ(寺院&神殿)が数ヶ所ではすまない、オアフ島だけで10ヶ所ほどあった。
明日からヒーリング・スポット、ヘイアウ(寺院&神殿)巡りをしよう。

2月17日 ワイキキ 17日目 パーフア・ヘイアウ&マカプウ・ヘイアウ
毎日朝食にハンバーガーを作って食べていたが、さすが16日間食べ続けると飽きる。
今日からホテルのボール状ドーナーツ2ケとコーヒーにする事にして、マグカップを持って2階のカフェに行った。
まだ足の筋肉痛がきつく残っている。

昨夜、調べたヒーリング・スポットやヘイアウ(寺院、神殿)の内、近場のパーフア・ヘイアウとマカプウ・ヘイアウに行くことにした。
インターネット検索でブログの記載を読み、Googleマップで場所を特定した。
Googleマップの航空写真は、素晴らしい。パーフア・ヘイアウもマカプウ・ヘイアウも航空写真に写り出されていた。
パーフア・ヘイアウ(Pahua Heiau)は、ハワイ・カイの住宅街にあり、マカプウ・ヘイアウ(Makapuu Heiau)は、シー・ライフ・パーク前の海岸にあった。

「ハワイ・カイのショッピングセンターにハワイの地ビールのお店があり、いろいろな風味を少しずつ味わえる。」と何かで読んだことがある。
そこで昼食を取った後、ヘイアウに行こうと考え、ホテルを出た。
Route23バスでハワイ・カイに向かい、ハワイ・カイのハイウエーから左に曲がったところの小さなターミナルに着き降りた。
道路を挟んで反対側にショピング街があり行った。
広い駐車場を囲む様にショピング街がある。
Costco(コスコと言う、コストコとは発音しない)があり入口で何かチェックしている? 会員制か?
Costcoには入らずに隣に行ったが、地ビールのお店は無かった。
橋の向こうにもショッピング街があり、池の向こうにもショッピング街らしいものが見える。
これでは地ビールの店がどこに有るのか? あきらめた。
海苔巻き、丼、うどんなどを出す日本食レストランもあったが、中華料理のプレートランチを出すパンダ・エクスプレスがあり、たまには中華もと思い入った。
注文の流れは、焼き飯or焼きそばを選び、おかずは2品か3品により料金が違う。
焼き飯と八宝菜とあんかけ豆腐を頼んだ。US$7.32(676円)
あんかけ豆腐の残りが少なく、10分待ってくれと言われたがあるだけでいいと言うと適当に他の料理を足してくれた。
ターミナルに戻った、Route23or82のバスを待った。
他のバスが来て、運転手が交代していた。
運ちゃんにこのバスがパーフア・ヘイアウに行くかと聞くとパーフア・ヘイアウを知らないと言われた。
パーフア・ヘイアウを知らないとは意外であった。
30分ほど待つとRoute82バスが来たので乗った。
住宅街の中をバスは走り、中学生が大勢乗り込んで来た。
中学生が下車合図のひもを引き停まったところの前方に公園が見えた。
Googleマップの航空写真で見た下車ポイントだと思い私も下車した。
そこはクアパ池の北端で川が流れ込むところである。
川に掛かる橋を渡ると右前方に住宅街の間からパーフア・ヘイアウが見える。
住宅内の道路が行き止まりになっているところにパーフア・ヘイアウがあった。バス停から5分ほどである。
ハワイ・カイ一帯を護っていた農耕の神を祀り、五穀豊穣を祈願していたヘイアウだそうだ。
見学路が少しあるが、ヘイアウ内への見学路が無い、踏み入っていけない様だ??
段々状の基壇が残っているだけである。その基壇上に上って見たい。
正面には、多分クアパ池越しに海まで見渡せるのだろう。
横には、ココ・クレーターが見える。
   パーフア・ヘイアウ  写真拡大


   パーフア・ヘイアウ(段々状の基壇)  写真拡大


天気が悪い、風が強く、雨が降りそうであった。
バス停に戻りRoute23バスを待った。雨がポツポツ降ってきた。
バスが来てシー・ライフ・パークに向かった。

地図上の中央部上端にパーフア・ヘイアウがある。  写真拡大


海岸に出ると天気は嘘の様に晴れ渡っていた。
シー・ライフ・パークに着き、真直ぐ海に向かって歩いた。
道路を渡り海岸に下りて行くと駐車場があり、そこからマカプウ・ビーチとは反対側海岸に行くとマカプウ・ヘイアウがあった。
   マカプウ・ヘイアウ遠望  写真拡大


岩で囲まれた神殿が2ヶ所あり、その北隣にも岩がゴロゴロした箇所があった。
この神殿は再建されたものらしく、昔の神殿はどんなんだったのか?
日本人観光客が5人ほどがやって来た、ヘイアウ内に入って大きな岩に手を置き目を瞑っている。
パワーを感じ様としているのだろう????
ヘイアウ入口には、ロープが掛けられているのに、神聖な場所に勝手に入ってはいけないと思っていたので驚いた。
彼らのガイド?に中に入っても良いんですか?と尋ねた。ガイド曰く、地元の人に聞いたところ「あなたの先祖に入ってもいいか聞いて、その時風が吹いたら入ってもいい。」と言っていた。
私の先祖は、一緒にハワイに来ていないので聞けないと突っ込みを入れそうになった。
   マカプウ・ヘイアウ(バックはマカプウ岬)


近くの岩場に自然にできたプールがあり、そこがHealing Pool(ヒーリング・プール)で足をつけて祈るそうです。
   ヒーリング・プール


今回行かなかったが、マカプウ岬に行った時に撮った写真にたまたま写っていた。
ハワイの火の女神「ペレ」 ペレの椅子もパワー・スポットであった。
下写真の正面の海に面した小さな岩がペレの椅子である。岩の形が椅子に似ているからだそうだ。
   ペレの椅子


  マカプウ岬 map  map拡大


ヘイアウ(寺院、神殿)は、パワー・スポットと言うより、遺跡好きの私にとってはハワイの遺跡である。
明日から更に遺跡巡りをしよう。

2月18日 ワイキキ 18日目 マカハ・バレー
オアフ島の西海岸(リワード)には、まだ行っていない。
そこで西海岸のマカハ・バレーにあるカネアキ・ヘイアウ(Kaneaki Heiau)に行く事にした。
ヘイアウ巡り第2弾である。
インターネット検索でブログの記載を読み、Googleマップで場所を特定した。
カネアキ・ヘイアウ(Kaneaki Heiau)への行き方は、アラモアナS.C.からRoute C CountryExpress!バスに乗る。
マカハで下車、Route40バスに乗り換えマカハ・バレーへ向かう。
マカハ・バレーの高級住宅街を30分歩く。

10時前にクヒオ通りからバスに乗り、アラモアナS.C.で降りた。
アラモアナS.C.海側バス停でRoute Cバスを待った、すぐに2車両連結バスが来た。
このバスは、バス停で乗客が待っていても通過した。CountryExpressとなっているので急行バスだ、停車箇所が決まっている様だ。
ホノルル空港近くでフリーウエイに入った。
一昨日は、パールハバーで北に上がったが、今日は西に向かった。
アラモアナS.C.から1時間でカポレイ・トランジット・センターに着いた。
時間調整or休憩で5分間停車後、マカハ方面に向かった。
マカハ・バレーへの下車ポイントを、ここか?ここか?と思っていると、誰かが下車合図のひもを引きバスが停まった。
三角屋根のショッピング・センターが見え、ここが下車ポイントだと気付いた。誰かが下車合図を出さなかったら通り過ぎていた。
三角屋根は、Googleマップのストリートビューで見ていた。意識していなかったが三角屋根を記憶していたのだろう。

昼時で、昼食を取ろうとショッピング・センターに行ったが、閉鎖されているのか?
ピックアップトラックが停まり弁当をテイクアウトしている人がいたので行って見た。
小さな店に入ると、中華のプレートランチの店だった。
昨日も中華であったが、ここにはそれ以外無いのでテイクアウトした。
目の前がビーチになっているので、ビーチでランチを食べた。
海に向かって胡坐を組み瞑想している西欧人がいた。

ビーチを出る時、マカハ・バレーへ向かうバスが発車するのが見えた。
マカハ・バレーへのバスは30分毎にあるが、30分待っている間に、徒歩で着きそうなので歩くことにした。
住宅が点在する中を道路が通る。
   マカハ・バレー  写真拡大


   マカハ・バレー


ゴルフ場の中に一般道路が走っている。
   マカハ・バレー


マカハ・ゴルフ・コースへの分岐道を過ぎ、マカハ・リゾート&ゴルフ・クラブも過ぎた。
この辺りまでバスで来る予定だったが、徒歩40分ほどであった。
   マカハ・バレー  写真拡大


一般道からゴルフ場内に入る道路の分岐に、カネアキ・ヘイアウ(Kaneaki Heiau)の案内板があった。
   カネアキ・ヘイアウ(Kaneaki Heiau)の案内板


マカハ・ゴルフ・コースとマカハ・リゾート&ゴルフ・クラブとの間の道をカネアキ・ヘイアウに向かった。
18年前、初めてハワイに来た時、ここマカハ・ゴルフ・コースでゴルフをした様に思う。 
   マカハ・バレー(マカハ・ゴルフ・コース)  写真拡大


ゴルフ場内を通り過ぎると警備室とゲートがあった。
高級住宅が点在する私有地となっている為、ゲートが設けられていた。
カネアキ・ヘイアウへ行きたいと伝えると駄目な様だ。
更に、歩いて行く事は可能か尋ねた。
車が来たので、整備員は「can't」とだけ言って、車への対応をした。
運転手がヘイアウへ行きたいと言った。
通行許可の手続きが始まった。簡単な手続きかと思っていたが5分ほど掛かっていた。

徒歩では、通行許可が下りないとは予想もしていなかった。
カネアキ・ヘイアウが、私有地内にあるのでどうしようもない。残念!!!!!
でも、マカハ・バレーを1時間ほど歩け、美しい風景を堪能したのでよしとしよう。
ゲートを後にして引き返すと目の高さに海が見えた。
   ゲートから海側を望む


一般道まで戻り、バス停でバスを待った。
Route40バスが来たので乗り込んだ。
海岸沿いのハイウエイに出て、アラモアナS.C.に向かった。
道路から海側に多くのテントが見えた、自転車やバイク、車まで置いているテントがあった。
ホームレスが集まっている場所の様だ。夫婦、子供連れホームレスもいた。
30分ほどでカポレイ・トランジット・センターに着いた。
急行バスのRoute Cに乗り換える為に下車した。
しかし、Route Cバスは出たとこで30分待たなければならなかった。
トランジット・センターと言ってもショッピング・センターの外れの裏通りにあり、バス停が3ヶ所あるだけである。
近くを歩いて見たが、雰囲気の良いショッピング街である。
トランジット・センター付近は、まだ真新しいショッピング街であった。

15時過ぎにアラモアナS.C.に着いた。
ドン・キホーテに寄り、マグロ、から揚げ弁当&缶ビールを買った。
いつも缶ビールは、バドワイザーが安い(112円/缶)ので買っていたが、今日は、サッポロビールを安売り(99円/缶)していたので買った。
ドン・キホーテからアラモアナS.C.に戻った。行き慣れるとドン・キホーテとアラモアナS.C.間が長く感じ、歩くのが億劫になる。
アラモアナS.C.からTheBusでホテルに帰った。バスは相変われず混雑していた。


GoogleマップにはTheBusのバス停が載っている。
バスの正面図が地図記号に使われていて、それをクリックすると路線No.(Route No.)が出てくる。
したがって、目的地に最も近いバス停をクリックしてRoute No.を調べ、TheBusのホームページからRoutes&Timetablesで行き方が分かる。
GoogleマップにはTheBusのバス停のほとんどが網羅されていると思われる。
GoogleマップとTheBusはタイアップしている様だ。

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